みなさんこんにちは。
多分このサイトにたどり着いたということは、「一級建築士、独学」とかでたくさん検索してると思うのです。
もしくは、一級建築士の攻略を未来に控えている学生さんかもしれません。
もちろんそれ以外の方もいらっしゃると思います。
おそらく、共通しているのは、一級建築士試験を脅威か不安に感じていることと思います。
私も試験前は勉強法が正しいかどうか不安になって、結構検索したんです。
でも、どのブログもその勉強法の核心がそもそもずれていることに合格してから気が付きました。
予備校に金払うのが嫌で、完全独学の方法論をググって読んでやってましたが圧倒的に効率が悪い!
予備校テキストなしの独学が無謀であるという現実から目をそらそうとしているサイトの多いこと。
しかし、合格への最短ルートは予備校の教材を入手することです。
予備校なしの独学では合格できない、もしくは効率が非常に低いということを念頭に置く必要があります。
一級建築士試験に関して一般的に信じられている、独学が可能ということが必ずしも正しいとは思いません。
私私が一級建築士に合格できた経験を元に、確信しているポイントが5つあります!
この5つの項目を私は声を大にして訴えたいと思います。
目次
一級建築士は市販のテキストや問題集を独学してる限り受からない
私は7年間、独学の勉強法が間違っていました!
それは予備校の教材を使用していなかったということです。
少なくとも私のように日本の正統な建築教育を受けていない人間は、市販のテキストや問題集では歯が立たちません。
もちろん、とっても自頭の良い人は市販のものだけに集中しても受かるのかもしれませんが、そういう特殊な例はここでは扱いません。
私の7年とは、予備校にお金を払うのが嫌だったので、頑なに市販の問題集や、テキストを探して勉強をしました。
最初の3年くらいは、市販の過去問をひたすら解き続けました。
そもそも法令集に線を引いてそれを使って法規を解くということも知らないで勉強を始めました。(やってるうちに気づきましたが)
それから、単語の意味を調べたりしましたし、過去問を解いてるうちにその答えのソースがどの書籍に載っているのかを辿って探したりもしました。
それが、後述のJASSシリーズ等の難解な書籍で、それをゴリゴリ読んだりとか無駄な努力をしていたのです。
普通であれば、数年で独学は諦めますよね。7年も独学続けるってちょっと異常だと思います。
次の3年は実際に受験してみて、毎年箸にも棒にも掛からぬスコア(30~50/125点程度)でした。
相変わらず、過去問を解いていましたが、その背景をきちんと理解せずに問題を解いていたのは失敗でした。
そして、最後の一年に予備校のテキストを手に入れたら、急速に勉強は進み、スコアは(101/125点)をマーク、無事合格にこぎつけました。
グラフを見て分かるように、勉強量が急激に増えていますが、膨大な出題範囲の把握が非常に大切で、それが詳細にまとめられている予備校のテキスト無しでは無謀なのです。
要するに私は出題範囲をうまくカバーできていなかったのが敗因ですね。
予備校のテキストとはいったい何なのか
予備校のテキストってそんなにすごいの?って思われると思います。
なんでそんなに予備校のテキストを勧めるの?と思われるかもしれません。
なぜならば、予備校のテキストには過去問に出題されている問題のソースがそのまま覚えれば良いぐらいのレベルまで落とし込んで書いてあり、その他の文献を一切読むことなく、そのテキストさえ完璧に仕上げてしまえば試験に確実に受かるからです。(もちろん実務にも使えます)
極論、建築士試験の出題範囲は予備校のテキストです。
そのテキストを見れば、試験の全貌が見えます。試験の底が見えます。試験の出題範囲が見えます。建築士試験の出題範囲の全体量を把握できるのです。
>テキストは出題範囲の全体量が確認できる唯一の頼れる情報源
テキストとは過去問を分かり易くまとめてある出題範囲の読み物です。
要するに、過去問に出た出題範囲をカテゴリー別に順序良くまとめて、背景知識として分かり易く読める読み物にしてあるということです。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
孫子
出題範囲を把握しないで勉強を始めるなんて山頂がどこにあるのか分からない山を登るようなものです。
自分が登っている山が茶臼岳なのか、富士山なのか、エベレストなのか、それをまず知らずして、勉強計画は成り立ちません。
まず、敵を知らねばなりません!
そのために出題範囲が分かるテキストが必要なのです。
予備校のテキストとは、まさに、ギリギリまで削り込まれ磨き上げられた過去問のソースが結合しているダイアモンドなのです。
それさえ完全に仕上げれば、解けない問題などほぼないと言い切れるぐらいの切れ味を持った代物です。
しかも、それが今年のテキストであるならば、法改正にも対応している豊富な例を含んだ、まさに門外不出の最高の勉強パートナーであることが間違いないです。
だから予備校はあんなにもお金を取れるんだと思いました。
私はその事実に気づくまでに7年という無駄な歳月を費やしてしまいました。
7年が全く持って無駄だったわけではありませんが、かなり短縮することはできたと思います。
そして、予備校のテキストを手に入れてから、出題範囲がわかり、後述する綿密な勉強計画をこなすことで合格に結び付きました。
予備校のテキストを手に入れましょう
まず、一級建築士に受かるための確実なルートは予備校の教科書をいち早く手に入れることです。
逆に言えば、予備校の教科書と問題集さえ手に入れれば1年、いや、数ヶ月で勝ち目がでてきます。
予備校のテキストをなんとしてでも手に入れましょう。持つべきものは友人や同僚や先輩です。
それもテキストをタダで見せてくれたり、貸してくれたり、古いのをくれたりする友人や同僚や先輩です。
予備校のテキストと問題集って何?そんなに違うの?って思われるかもしれないです。
違います。
資格の予備校とは、80万とか100万とか払って入学し、いわゆる塾みたいなものに通うことになるのではと思われるかもしれません。
しかし、予備校にお金を払うかどうかはそんなに問題ではありません。
通学で得られるメリットなんて人によってはカバーできます。
しかし、テキストだけは譲れません。
どんな手を使ってでもテキストを手に入れるということが合格への最短ルートだということです。
テキストを入手する手段
実際予備校のテキストを入手する手段はいくつかあります。安い順に並べると下のようになります
- 友人知人から型落ちのをもらう(買っても良い)
- メルカリ・ヤフオクで探す
- 予備校から通信教材のみを買う
- 予備校に入学してしまう
予備校って一年で受からないと自動的に次の年の最新教材がもらえるので、型落ちのテキストが余っている人がたまにいます。
よって、型落ちのテキストはねらい目です。なるべく年度の新しいものが欲しいですね。
メルカリ・ヤフオクでしたら数千~数万くらいで手に入ります。これは出品者によりますが。
忘れずにテキスト5冊、問題集5冊セットになっている物を買いましょう。年度も要チェックです。
それから、教材だけを買うのであれば予備校の通信講座という手もあります。下のリンクだと10万とかで買えます。
それから、二次試験対策も考えるのであれば、予備校に入学してしまうのもありでしょう。
どこでも言われることですが、二次試験の設計製図は学校に通う人が多いです。
製図だけではなく筆記もあるので、書く力も養わないといけないところが注意です。
普段から設計をしていたとしても、とても難しい試験です。
合格率が全く違うので、2次試験で予備校に通うなら、セットでテキストも買ってしまうというのは一つの手です。
テキストも買えて、製図の授業も受けられるなら一石二鳥ですよね。
製図試験については、下の記事を参考にしてみて下さい。
学科ごとの予備校のテキストの良いところ
法規であれば、現行法規に対応して練り込まれた良質な問題を大量に解く必要があります。
現行法規に対応してない過去問を解くのはナンセンスです。
それができるのは最新の予備校の問題集と変更のポイントを色々押さえてあるテキストです。
法規は満点が狙える得点源なので、取りこぼしがないようにしたいですね。
計画であれば、数字に対してあらゆる角度からアプローチし、全ての寸法や面積等の数字を整理整頓してあるテキストを覚えるのが一番確実です。
出展;日建学院受験テキスト学科I計画
設備・環境でさえもあらゆる用語の定義も意味も単位もシステムも、すべて揃えて比較しながら覚えるテキストなしには語れません
例えば、光束、光度、照度、光束発散度、輝度の違いが完全に整理して書いてあったりするんです。
出展;日建学院受験テキスト学科II環境設備
構造も、たった一冊のテキストで、私のJASSシリーズのコレクションを完全に網羅し、凌駕している特別なテキストです。
いちいちJASSのこの分厚い小難しいのを引いてたらやる気なくなりますよね。
このJASSや建築物の構造関係技術基準解説書等が、それがたったの一冊にまとまっているんです。
ルート1とかルート2とかポイントになる所が全部分かり易く説明してあります。
この上の全部やると思ったら気が遠くなりますよね。
やらなくて大丈夫なんです。
私はバカ者なので上の一覧を全部買って読みましたけれども、、、
市販のチャレンジ7の問題解説とか読むと、出典がJASS5とか書いてあったりするんですよね。
そのソースを読みに行くのは馬鹿げています。
施工も専門用語や工程が図解で確認できるテキストがあると圧倒的に想像しやすくなります。
出展;日建学院受験テキスト学科V施工
予備校のテキストとは、全てにおいて最適化された一級建築士試験対策のための必須アイテムです。
だから、テキストを手に入れない事には、戦いにもなりません。
まず、出題範囲の全体量を押さえる。これが、一級建築士攻略の第一歩です。
敵を知るということです。
勉強計画は出題範囲の本、テキストを手に入れてからの話です。
テキストなしで自分なりの勉強法で独学していた時間は無駄なの?
じゃぁ、今までにテキストなしで独学していた時間は無駄なの?って思いますよね。
決してそんなことはありません。
テキストを手に入れた時の感動は、それまでの勉強蓄積時間に比例するんです。
私の場合、7年の苦労が、「ここに全部かいてあるじゃねーか!」っていう感動があることによって、勉強が進むんですね。
ってなります。
なので、長年勉強していた人は、教材を手に入れてからの勉強の加速度が違います。
まずは、テキストを手に入れましょう。
予備校各社テキストの評判と特徴など
そこで気になるのが各テキストの評判ですよね。
参考までに、私が持っていたのはいわゆる2強の総合資格と日建学院のテキストです。
私は知人から型落ちを頂きました。
他にもTACという予備校もありますが、下のサイトの予備校比較によると、教材の質は最低限という話です。
建築士!勉強法ナビ:予備校比較
私の個人的な印象ですが、独学をするなら日建学院のテキストに軍配が上がると思います。
科目別のテキストの絵の多さ、説明の分かり易さ、補足の仕方、内容のまとめ方、とにかく見やすいです。
「目に優しい=長続きする」なので、見栄えはとても大切です。
私が受けた時は、テキスト・問題集+3週間の直前講座という選択肢が用意されていたので、私はそれを利用しました。
ただ、通学を考えるなら授業やサポートが手厚く、法令集が引きやすいことで定評のある総合資格も検討すべきでしょう。
まずは百聞は一見に如かず、両方とも借りるなりなんなりして現物を手に取り自分の納得がいくように比較検討してみて下さい。
現物が手に入らない方のために、徹底比較記事を書きましたので、良かったらご参考まで。
一級建築士試験は完璧を目指すと間に合わない
テキストを手に入れたら半分はやることが終わっているんですね。
あとは勉強を試験に間に合うようにやればいいんです。
ただし、テキストありで独学で勉強する場合は試験に間に合わせるために多少コツが必要です。
ここで、全ての問題について完璧を目指して知識を定着させようとしている限りたぶん受かりません。
そこで、勉強法としては、まずは浅くでもいいので早い段階で全体を一周する。
そして周回を重ねるごとに深く理解していく、これです。
知識の定着よりも全体を早く一巡したほうが良い
一級建築士攻略に必要な知識の分量というのは膨大だということがテキストを手に入れるとわかります。
相当記憶力に自信がある人でない限り、3ヶ月前に一回覚えたことを当日に覚えているなんて無理です。(私は無理です)
それを目指すと全体量を終えることができずに試験日を迎える可能性が高いのです。
全部を完全に理解せずとも、全体が終わっている方がベターです。
Done is better than Perfect.
マーク・ザッカーバーグ
「完璧で終わってないよりも、完璧でなくとも終わっている方がより良い」という有名な言葉です。
当然、解らなくても全体を通して何回もやる必要が出てきます。
その間隔を試験日をターゲットに設定して、短くしていくのがコツです。
例えば3ヶ月試験まであるとしましょう、合計で12週間ですね。
そしたら半分の期間、最初の6週間でテキスト・問題集を一周全部やります。
で、次の3週間でもう一度そのサイクルを回します。
出来てないところや、理解できなかったところを重点的に今度は見ていく感じです。
できているところは飛ばせるので、前回の半分の時間で回せるはずです。
そして、2週間でもう一周して、最後の1週間で一周の見直しを行う。
全部で4サイクル、このようなスケジュール管理が必要ですね。
このサイクルの良い所は、どこでタイムアップしても何とか全体を回せているということです。
4回のサイクルを回す予定で、2回しか回せなかったところで、全体が一応終わっているので、結構いい線狙える可能性があります。
しかし、このペース配分を自己管理するのは至難の業です。
独学であってもテキストを手に入れる事や、安くても予備校に入るという事は合格に近づくための大きな第一歩になると思います。
所詮は情報戦です。正しい情報を手に入れることが合格への近道です。
試験日にベストのアウトプットを出せるようなスケジュール
一年や数ヶ月でテキストを数回回すことを考えると、知識を完全定着する時間がありません。
よって、これの正しい答えは、知識の完全定着を狙うのではなく、試験日にベストのアウトプットを出せるような順番で勉強するということです。
例えば構造の公式を覚えても2週間経つと忘れるのであれば、試験日の2週間以内にそこを必ず復習する必要があります。
その他の部分についても自分の記憶がどれくらい持つかのテストをしておきましょう。
模試を活用するのがベストです。
そして、忘れやすい部分を最後に回し、忘れにくい部分から最後の詰めを始めていかなければなりません。
そのためには、長期で覚えておくことと短期で詰め込む必要がある場所の区分を明確にしておく必要があります。
試験日をターゲットとして、自分なりの覚える順番を構築することが非常に重要になります。
試験日に一番多くの事を覚えていればOKです。
そのために逆算してテキストと問題集を繰り返します。
どこをどう繰り返すのかは、自分で明確なルール区分を作って、自分なりのノート等(私はテキストと問題集に直接マークしてました)を構築しておくのが良いです。
短期的な記憶量は、私の場合はせいぜい持って3週間でした。自分の短期の記憶力を計算に入れて勉強しましょう。
私の場合、試験前3週間は毎日一日あたり200選択肢の正誤判定を行うくらいのペースで勉強の総復習をしました。
それから、金曜日には必ず法規の過去問を一年分時間通りに解いて、法令集を引くスピードを落とさないようにしました。
法令集は常に引いてないと、私の場合、劇的にスピードが落ちるということが自分の体験からわかっていたためです。
この記憶テストには模試を活用するのが一番です。あらかじめ自分の記憶力を把握しておきましょう。
独学において、この試験日に照準を合わせたペース配分というのが一番難しいのです。
試験前はプライドを捨てて仕事を休む
試験前はプライドを捨てて、部分的に仕事を休むか半休をとったりしておきましょう。
そして、全力を総復習に費やしましょう。
そうしないと過去問全体の記憶が試験日に戻ってこないです。
長年の貯め込んだ有給休暇を取得するのはこの時です!!
3か月前の記憶なんてほぼあてにならないですから、あくまでも試験日に何を覚えているかが重要です。
あぁ、「 昔やったなぁ、、、」じゃ問題解けないです。
上司への言い訳はマークされたノートを見せて、私にはこれだけの時間が必要ですと理路整然と説明するとよいでしょう。
そこまでの熱意をもって勉強していることが伝われば、休みをもらえると思います。
数か月やり込んだボロボロの私の参考書です。
一級建築士試験勉強は4択ではない
一級建築士試験で出てくる過去問の選択肢は単品
それから、先ほど私は200選択肢の正誤判定と書きました。
これは、よくありがちなのですが、建築士の問題は4択なのですが、実質的には各選択肢の正誤判断ができないと役に立ちません。
なぜならば、試験で出てくる過去問の選択肢は単品だからです。
当たり前のような話なんですが、結構盲点なのでよく聞いてください。
下のような4択問題が出た時に、これを確実に2択まで絞り込むには、1番と3番それぞれ単品の正誤判定ができないといけません。
もちろんラッキーであれば、1番と3番のどちらかが不正解だと分かった時点で答えが分かる場合もありますが。
- 1 過去問でやったことある選択肢
- 2 意味不明な選択肢
- 3 過去問でやったことのある選択肢
- 4 聞いたことのない選択肢
このように試験問題4選択肢の中に過去問が織り交ぜられて出てきますが、その過去問選択肢一つ一つの正誤判定ができるかが重要です。
その単品の正誤判断がつかなければ選択肢は狭まりません。
これを確実に、下のように2択にまで潰せて初めて過去問は役に立ちます。
1 過去問でやったことある選択肢- 2 意味不明な選択肢
3 過去問でやったことのある選択肢- 4 聞いたことのない選択肢
よって、過去問の勉強は、4択の勉強をするのではなく、一問あたり4選択肢全てそれぞれの正誤判断が正確にできるようになる必要があります。
過去問が出るといっても、4択すべて過去問が揃って出てくるわけではないってことです。
試験の過去問は各選択肢がすべて出題範囲
過去問が出題される選択肢の数は限られていますから、過去問に出た選択肢は全部正誤判別ができるようにしておかなければなりません。
なので、4択をやるのではなく、全ての選択肢について正誤を間違えないということが必要です。
1つ明らかに間違いがあるから、残りの3つの選択肢の吟味を忘れるというようなことがないようにしたいですね。
間違いの選択肢も、正しい選択肢も、過去問には違いありません。
気を抜かずに、全選択肢の正誤を判別できるようになりましょう。
一級建築士試験はモチベーションを気にしてはいけない
長期戦においてモチベーションを維持することは不可能
それからよくあるのは、モチベーションアップですね。
モチベーションがなくって勉強ができないってよく聞きます。
そもそも、モチベーションを問題にしていること自体が問題です。
資格試験は長期戦ですね。
長期にわたって全日程モチベーション維持なんて不可能です。
よって、資格試験においてモチベーションの維持方法を考えるのは時間の無駄です。
まず、自分にモチベーションがあるだろうか?と自問するのをやめましょう。
自分は勉強をしたいだろうか?と考えること自体が無意味です。
そもそも勉強に対するモチベーションなんてあるわけないんです。
デフォルトでないのが普通です。
もし、モチベーションがなくても勉強を始めましょう。
モチベーションが役に立つ局面は非常に少ない
やってるうちに、問題が解けるようになってきます。そうするとモチベーションが出てくるようになります。
モチベーションがない主な要因は、勉強不足です。
よって、最初はモチベーションがなくとも頑張らないといけません。
ロッククライミングを想像してください。
テキストを開いたりオンライン講座を見たりということは岩に楔を打ち込むことに匹敵します。
楔が増えていけばいくほど登るのは楽になっていくのです。
前にわからなかったところがいつの間にかわかるようになっていく過程は楽しいものです。
まずは一つ目の楔を打ち込むことから始めましょう。
最初からモチベーションあるのは不自然であって、モチベーションが役に立つ瞬間は長期的に見て少ないです。
むしろあったらラッキーぐらいな感じと思った方がよいと思います。
勉強する対象を変える
基本的にはモチベーションにかかわらず、テキストと問題集から逆算した、やる必要がある量を把握して毎日きちんと進めること。
それができれば、合格できますし、やらなければ相応の結果しか得られません。
単純明快です。平日にモリモリ勉強したくなる秘訣!なんて私は少なくとも知りません。
まずは体を否応なし机に向けてテキストを開き勉強を開始しましょう。
一級建築士試験対策まとめ
もう一度重要な点をおさらいしてみましょう。
私も7年間やってた勉強のペースでは全く受からなかったと思います。
何しろ全体量の把握ができずに勉強をしていたのが一番の敗因でした。
予備校のテキストを手に入れてからはペースをコントロールしながら勉強することができ、無事合格につながりました。
それから、直前3週間の詰込みで、スコアが10点は伸びたと思います。
それから模試は積極的に活用したほうが良いですね。
短期的な目標があると勉強しやすいと思います。
テキストがなければ、まずはテキストを手に入れて、登頂の計画を練りましょう!
最後に、私は本とかテキストとか講座とかの自己投資は、岩にクサビを打ち込んでいく作業だと思っています。
その楔を足掛かりに、一歩ずつ着実に合格へと近づいて行けると思います。
この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ