Grasshopper ウォークスルーカメラの設定スクリプト

日頃からgrasshopperを使用していないと段々と忘れていくような気がしているので、「毎日簡単なスクリプトを一つは触ろう!」と突然思い立ちました。こういった思い付きは良くあるものですが、今まで続いた試しはありません。それにめげずに今日はグラスホッパーを使った(せっかくなのでRHINOCEROS v6を使用して)ウォークスルーカメラの作成を復習してみたいと思います。
 
下記のスクリプトに作成のヒントが色々詰まっているので、解説です。

まずはHorster Toolsをダウンロードして、コンポーネントの追加をしておきましょう。多分デフォルトのGHコンポーネントだと面倒か、できないと思います。

Horster コンポーネントのSETCAMがカメラの設定です。ターゲットは中心の直方体をDECONSTRUCTBREPした底面のセントロイドをAREAで拾っています。lensは13㎜広角に設定。上の向きはzvectorで定義し、カメラを有効にしたい場合はToggleをtrueにします。

ミソは、適当に書いたウォークスルー用のカーブ(パス)を一回分解して点を検出し、interporateCurveでつなぎ合わせたものをreparametizeしてevaluatecurveすることで、0.00000~1.00000までのParameterで定速でカメラの移動ができるという事です。

途中でターゲットを変えたいなんて時はif文をかませて、0.5~0.9の間はtrue/falseでカメラの切り替え等をすると良いでしょう。0.5~0.9の間はターゲットも動かしたい場合は、0.5~0.9をREMAPしてあげるという手もありますね。

動画として出力したい場合は、0.00000~1.00000parameterを右クリックしてAnimateを選択すると上のような設定が出てくるので、解像度やフォーマット(画像データで出てきますので、別ソフトでつなぎ合わせる必要がありますが、、)を確認してOKを押せば、設定したフォルダにファイルが沢山出来ているはずです。

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