vray 3.6 for Rhinoceros with grasshopperでNightRenderに挑戦してみる

vray3.6のgrasshopperコンポーネントを使って、夜景のレンダリングに挑戦してみました。夜景のライティングの仕方について知識が無いので、とりあえず、400個ぐらいのSphireLightをタワーのペリメーター部分に並べようと考えました。400個も光源を入れたら経験上フリーズする可能性が大きいと考えて、徐々にライティングの量を増やしていけるようにスクリプトを組みました。

まずは、タワーの各階の外形を内側にをOffsetした曲線を用意し、Reparametizeします。その曲線をEvaluateCurveでランダムのt値に該当する部分に点が出現するようにランダム値を扱っています。最初はRandomReduceで点の総数を100個に減らした上で、レンダリングを行いました。それができると分かってから徐々にライティングの個数を増やし、最終的には426個の光源をモデルに仕込んでいます。

ライティングの個数を増やすたびにスクリプトが重くなり、1,2分フリーズしたりはありましたが、最終的には426個のSphire Lightを設置してレンダリングが出来ました。並列に繋いだRectangularLightは、何故か無視され、正しくレンダーされませんでした。理由は分かりません。今後の課題とします。

最初は夜景といえども、夕景に近い物をレンダーしていたのですが、あまりパッとしなかったので、途中から夜景に切り替えました。夕景のライティングの入れ方にはコツがあるのでしょうか。

最終的には下のように夜景を1600x2000の解像度VeryHighでレンダリングしました。レンダリング時間は30分弱かかりました。思ったより早い時間で沢山の光源に対応することが出来たと感じています。そもそもランダムに光源を配置するという事がグラスホッパーだと簡単にできるので、とても楽にできたと感じています。

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