2019.4.10更新
私がUnityを使い始めて8ヶ月が経ちます。まだまだ新米です!
それでも、楽しくゲームが作れている背景には実はいろいろな人から教わった秘訣があるのです。
私のような初心者が、Unityで自作ゲームを作る上で、楽になるポイントを、私の浅ーい経験の中からご紹介します。
まず何からしたらいいの?とか、できるかな?とかいろいろ考えると思うんです。
そこで、まずは!
目次
考える前に始めよう!
自分はプログラムが好きだろうかとか、できるだろうかとか考える前にまず始めちゃいましょう!
私もいろいろ考えたんですが、結局慣れるんですね。
人は新しいものに対して抵抗があるのが普通なので、最初は怖いです。徐々に慣れるにつれ、好奇心が膨らんでいきます。
まず最初のハードルを越えましょう。そして、コードを書くたびに、くさびが一つづつ打ち込まれていきます。
Unity のインストール
まず、何も考えず、Unityをインストールしましょう。
そして、まずチュートリアル動画に導かれるままに簡単なゲームを作ってUnityにちょっとづつ慣れていきましょう!
ゲームの種類は問わず、簡単なゲームから始めるとよいと思います。
最初は、自分がタイプしているコードの意味なんて全く分かりません。
最初はひたすら写せばいいんです!
それだけで功徳を積んでいるようなものです。写経から入るみたいなものですね。
C#のプログラミングにもさわりだけ触れてみましょう。ドットインストールや、C#を詳しく説明しているサイトもチラ見してみましょう。
本
本を買ってみるのも一つの手ですが、最初はサイトで十分だと思います。
でも本にも体系的に学べたり、ペラペラめくったりできるという強みがあります。ちなみに私のおすすめの本はこちらです。
こっちの本も私は買いましたが、これはもっと上を目指す方の本です!
次に重要なのは、最初はわからない事が多すぎて飽きやすいということです。そこでおススメの処方箋は、、、
飽きる前にさっと手を引いて違うことを挟むということです。
対象を頻繁に変える
私の8ヶ月という浅い経験の中から申し上げますと、
チュートリアルに飽きそうになったらウェブをリサーチする。本に飽きそうになったらゲームを作る。
それに飽きそうになったら、ゲームの構想を練る、、、といった具合に対象を常に変え続けると飽きにくいです。
同じチュートリアルを長時間ひたすらやり続けると息切れします。
カレーは好きだけど一週間カレーは食べれないみたいなことです。
最初はUnityに慣れるということが目的です。嫌になっては本末転倒ですよね!
飽きる前に次のことを始めるのがコツのような気がします。
常に情報に飢えたままの状態をキープしましょう!
そして、究極のモチベーターはこれです。
ゲームアイディアを同時進行させる
仮にまだプログラミングの準備ができていなくとも、自作ゲームのアイディアだけはフライングして練っておきましょう!
これは皆さん得意なはずです。
特にルール作りやどんなデザインにするかというのは今後のプログラムをどう学ぶかに直結してきます。
ルールやUIを想定して完成予想図を膨らませましょう。
ルールであれば、どんなゲームを参考にするかに関係ありますし、デザインであれば、UI(みかけ)的にどのような仕組みにするか想定できると役に立ちます。
例えばMagic The Gatheringみたいなゲームを作りたいのであれば、このようなチュートリアルをやっておきたいですよね。
ルール作りやゲームの構想を積極的に練って、初期のモチベーションアップと、完成予定像をはっきりさせておくととても良い気がします。
カードやボードのデザインを考えたり、実際にPCの中で作ってみたりしていると、自然とモチベーションが上がっていきますよね!
その次は、このステップをさらに発展させます。
ゲームコンセプトが似たゲームを探す
自分の作りたいゲームに似ているゲームを考えて探すと、すっごく近道になります。
例えば、トランプに似ているのか、モノポリーに似ているのか。将棋に似ているのか。
より近いゲームを探してソースコードをかっぱらう 参考にするのが近道です。
ライセンス
もちろんライセンス(プログラムにおける著作権のようなもの)はきちんと気にしましょう。
MITライセンス(比較的自由に流用可能なもの)であれば積極的に流用すべきです。
検索して、使っていいですよと公言してあるものに関しては是非利用しましょう。
この「検索力」があるかどうかが、ゲームを早く作れるかどうかの分水嶺になります。
ちなみに「犬猫将棋」はMITライセンスなので活用してくださいね。
早く自作ゲームに挑戦して失敗しよう
そして、これは、私の8ヶ月という短い間で学んだ重要なことです。
まだ作れないと思っても、とりあえず、自分の作りたいゲームを作り始めてみましょう。
実際ある程度まで作れる場合もありますし、大抵の場合は壁に突き当たると思います。
その時にいろいろな疑問が頭に浮かぶはずです。その「疑問」こそが私の場合、自分を突き動かす原動力になりました。
「検索力」が一桁上がる
情報に対するアンテナが一気に広がる瞬間
それが、その「疑問」が浮かんだ瞬間です。
その疑問を解決すべく、リサーチが進み、検索力が一桁くらい上がる気がします。
それでも「疑問」が解決しない場合もしばしばあります。
そんな時は、これです。
作ったものを寝かせよう
詰まったり、疲れたり、飽きたりしたら、一度そのままで寝かせましょう。
むしろ、しばらく触らずにプログラムの事も全部きれいさっぱり忘れましょう。
数週間もほっぽらかしにすれば、新しい方向から問題にアプローチできるような気がするのですね。
ゲーム作りは長期戦です。
忘れたころにもう一度ソースを読めば忘れたことも思い出せます。
そういうときのために、
コメントアウト
コメントアウトとは、プログラムの実行に直接関係のないメモを付けておくことです。
忘れがちなのでくせにしておきたいですね。
しかし、なんといっても、私が大切にしていたのは、無理をしないことです。 ざっくりで大丈夫です。
チュートリアルを忘れたころにもう一度見てみると新たな発見があったり、今までわからなかったところが突然ひらめいたりします。
そして最後はこれです。
作ったゲームを何回も作り直そう
これは、私の経験則もそうですが、私も先輩方から教わったことです。
もう一度ソースコードを読み込んでゲームを再構築しましょう。
この時に前のソースコードに付け足すのではなく、最初っから作り直すのがコツです。
忘れていることもいっぱいあると思いますが、2回目は1回目よりはるかに深く理解できます。
それに加え、なにより早く作れるようになっているのが体感できるはずです!
GITHUBの使い方
この辺にさしかかったら、GITHUB(バージョン管理ができるウェブサービス)の使い方も覚えておくとベストです。
(バージョン管理とは、あとで戻れるように、たくさんのセーブポイントを作っていくようなイメージです。)
バグで今までやったことがパァにならないように是非覚えておきたいですね。
そして、バージョンを重ねるうちに、分かる部分が増えてくると、プログラミングの中毒性が出てきます。
プログラミングの中毒性
そして、いつの間にかプログラミングがやめられなくっていきます。
その頃にはモチベーションなど全く問題でなくなると思います!
もうゲームが完成するまで突っ走っていく自分を止めるのに苦労するほど熱中できますよ!
まとめ
どうでしたでしょうか、すごく当たり前なことばかり書いてあると思いますが、私にとって今までUnityでゲーム作りを続けられたのは、上のポイントを外してなかったからだと思います。
プログラミングを使ったゲームの作り方ですが、少しはクリアになりましたでしょうか。
もっと工程とか、技術的なことが知りたいよ!という方は是非、こちらも読んでくださいね。
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