前回の記事でターン制のタイマーを作成することに成功しました。

 

今回は、ネットワークで対戦している相手を想定したタイマーの使い方を考えたいと思います。

   

具体的には、そのタイマーの残り時間を使い切る前に自分のタイミングで次のプレイヤーにターンを回すことを考えます。

   

まず、デフォルトでネットワーク上でターンを回してみると、上のように両方のプレイヤーが特定の動きをした場合に、ターンが次のプレイヤーに回るようになっているようです。

   

まずは、シーンがロードされるタイミングで呼ばれる関数にthis.turnManager.BeginTurn()を入れておき、マスタークライアントにターンを開始させます。

   

そして、ターンを行ったとみなされる動きとはthis.turnManager.SendMove()を行った場合であることがわかったので、マウスクリックに紐づけている関数の中に this.turnManager.SendMove() を置いておきます。

   

これは両方のプレイヤーのアクションを求めるので、ジャンケンのようなゲームのような場合機能するのですが、犬猫将棋のような交代制のターンゲームには向きません。

   

交代制の場合、2回のうち1回だけ自分のターンを回したいので、自分のターン以外は無条件でターンを終わる命令を書いてあげれば良さそうです。

 

アクションが必要なターンのみアクションするかの選択をさせ、それ以外はアクションする選択の余地を奪うという原始的なやり方でターンを両方のプレイヤーに回すことを考えました。

   

アクションが必要かどうかの判別はプレイヤーIDと、ターン数を結び付ければ簡単に処理することができます。

 

PhotonNetwor.player.ID(マスタークライアントが1、その他が2にこの場合なります)と、ターン数を2で割った余り+1が等しい時にアクションを行えばよいことになります。

 

要するに下記のようなRPCメソッドを両方のプレイヤーに呼んであげればよいということになります。

   

 [PunRPC]
    public void RPC_AutomaticSend()
    {
        if ((this.turnManager.Turn % 2) + 1 == PhotonNetwork.player.ID)
        {
            int index = 0;
            this.turnManager.SendMove(index, true);
            this.WaitingText.text = "wait for another player...";
        }
        else
        {
            this.WaitingText.text = "";
        }
    }

結果、下のように、任意のタイミングでアクションをし、次のプレイヤーにターンを回すことができました。

   

一応何かの役に立つかもしれませんので、ソースコード全文を載せておきます。

 

今後は、これを「犬猫将棋」に応用していきたいと思います。

   

using System; // 注意
using System.Collections;
using Photon; // 注意
using UnityEngine;
using UnityEngine.UI; //注意

public class INSCore : PunBehaviour, IPunTurnManagerCallbacks// このコールバックを使用する際は1,2,3,4,5を実装しなければならない
{
    private PhotonView PhotonView;//追加する

    [SerializeField]
    private RectTransform TimerFillImage;//タイマーの赤い部分

    [SerializeField]
    private Text TurnText;//ターン数の表示テキスト

    [SerializeField]
    private Text TimeText;//残り時間の表示テキスト

    [SerializeField]
    private Text WaitingText;//待ってくださいのテキスト

    private bool IsShowingResults;//真偽値




    private PunTurnManager turnManager;

    public void Awake()// StartをAwakeにする。
    {
        this.turnManager = this.gameObject.AddComponent<PunTurnManager>();//PunTurnManagerをコンポーネントに追加
        this.turnManager.TurnManagerListener = this;//リスナーを?
        this.turnManager.TurnDuration = 5f;//ターンは5秒にする

        PhotonView = GameObject.Find("scripts").GetComponent<PhotonView>();//scriptsにphotonviewを付けておくのを忘れずに。

    }


    void Update()
    {

        if (this.TurnText != null)
        {
            this.TurnText.text = this.turnManager.Turn.ToString();//何ターン目かを表示してくれる
        }

        if (this.turnManager.Turn > 0 || this.TimeText != null && !IsShowingResults)//ターンが0以上、TimeTextがnullでない、結果が見えていない場合。
        {

            this.TimeText.text = this.turnManager.RemainingSecondsInTurn.ToString("F1") + " SECONDS";//小数点以下1桁の残り時間を表示。

            TimerFillImage.anchorMax = new Vector2(1f - this.turnManager.RemainingSecondsInTurn / this.turnManager.TurnDuration, 1f);//残り時間のバーの表示。
        }

        if (this.turnManager.IsCompletedByAll) //両方のプレイヤーがターンを終了しているか
        {
            //後に処理を書く予定
        }
            

    }

    public void OnPlayerFinished(PhotonPlayer photonPlayer, int turn, object move)//1
    {
        Debug.Log("OnTurnFinished: " + photonPlayer + " turn: " + turn + " action: " + move);
    }

    public void OnPlayerMove(PhotonPlayer photonPlayer, int turn, object move)//2
    {
        Debug.Log("OnPlayerMove: " + photonPlayer + " turn: " + turn + " action: " + move);
    }

    public void OnTurnBegins(int turn)//3 ターンが開始した場合
    {
        Debug.Log("OnTurnBegins() turn: " + turn);

        IsShowingResults = false;
    }

    public void OnTurnCompleted(int obj)//4ターン終了時に呼ばれるメソッド (あなたのターン開始・終了みたいな文字を出す)
    {
        Debug.Log("OnTurnCompleted: " + obj);
        this.OnEndTurn();//エンドターンに必要な処理をします
        this.StartTurn();
    }

    public void OnTurnTimeEnds(int turn)//5 タイマーが終了した場合
    {
        this.StartTurn();
    }

    public void StartTurn()//ターン開始メソッド(シーン開始時にRPCから呼ばれる呼ばれるようにしてあります。)
    {
        if (PhotonNetwork.isMasterClient)
        {
            this.turnManager.BeginTurn();//turnmanagerに新しいターンを始めさせる
            PhotonView.RPC("RPC_AutomaticSend", PhotonTargets.All);
        }
    }

    public void MakeTurn(int index)//手を決めるメソッド
    {
        this.turnManager.SendMove(index, true);//アクションを送るときに呼ぶ(アクション,ターンを終了するかどうか(true))
    }

    public void OnClickButton()
    {
        int index = 9;
        this.MakeTurn(index);
        Debug.Log(PhotonNetwork.player.ID);

    }
    public void OnEndTurn()//エンドターンのメソッド
    {
        //ターンエンドで必要な処理を書く予定
    }

    [PunRPC]
    public void RPC_AutomaticSend()
    {
        if ((this.turnManager.Turn % 2) + 1 == PhotonNetwork.player.ID)
        {
            int index = 0;
            this.turnManager.SendMove(index, true);
            this.WaitingText.text = "wait for another player...";
        }
        else
        {
            this.WaitingText.text = "";
        }
    }
}

もしよろしければ、Photonについて私が知りえる限りの情報を徹底的にまとめてみたので、下記の記事も読んで下さいね!
 
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