本日様々なVRゴーグルのテスト勉強会を行いました。プログラム勉強会のメンバーが各自VRゴーグルらしき何かを持ち寄って、お互いに見比べるというイベントです。ラインナップとしては、鉄板のOculusRift、VR BOSS+phab2Pro、CanBor+Iphone、黒く塗った紙パック+老眼鏡を二枚重ねる、100均のレンズ、の5種類です。

その結果、衝撃の事実が色々発覚しまして、ご報告です。前回上げた記事にCanborのゴーグルは没入感が無い等と書いてしまったのですが、これは濡れ衣であるという事が分かりました。ゴーグルそのもの問題は1割程度で残り9割はスマホの大きさに依存するということが分かりました。スマホ差し込み型のゴーグルはスマホと、ゴーグルの相性がとても重要です。ゴーグル単体で性能が良くても、スマホの大きさが足りないと視野の中で映像が見切れてしまいアウトですし、逆にスマホがデカすぎるとゴーグルに入らないという問題点があります。この丁度良いバランスというのはスマホとゴーグルの両方の相性で決まってくると思います。スマホの議論無くして、ゴーグルを語ることなかれと思いました。

感想は安い方から順に書かせていただきます。

1.100均のレンズ

これは、クリップでつけるタイプの100均のレンズです。手前側右に写っているものですね。覗いてみると、きちんとVRゴーグルの様に立体感を伴った見え方を体験できます。利点としては安いという事と、小さいスマホ(IphoneSE)の場合にレンズの範囲にすっぽりと視野が収まるので見やすいという事が挙げられます。逆にスマホをPhab2Proのデカいやつにしてしまうとレンズから見える範囲が限られているため、スマホの画面が大きいという可視角度の広さを活かしきれずに周囲がボケてしまい、あまり良い結果が得られません。それからレンズの周囲が覆われていないので、没入感は低いと思います。目の近づけ方もレンズから一定の距離を保たないとボヤけてしまうので、長時間の使用はできないかもしれません。しかし、100円という価格から、小さいスマホであれば、そこそこ奇麗に見えるお手軽な選択としてありだと思います。

amazonで探すと100円の物はないですね、似たようなものだと下のものがありましたが価格はそこそこします。

価格:★★★★★★★
装用感:★☆☆☆☆☆☆
没入感:★★☆☆☆☆☆
視野角:★☆☆☆☆☆☆
総合評価:★★☆☆☆☆☆

2.黒く塗った紙パック+老眼鏡を二枚重ねる

何故、100円の老眼鏡に100円の老眼鏡をくっつけるとVR用のレンズになるのかの仕組みは理解していないのですが、これでも一応立体視ができます。詳しい作り方はこのウェブサイトに作者さんの解説がありますので是非ご覧ください。

スマホと老眼鏡と牛乳パックで3Dシアター改~いかけんの家

老眼鏡二枚重ねをまずかけてから、目に黒い紙パックと携帯を押し付けるという形になります。一応、黒い紙パックで囲まれているので没入感も1.の100均のレンズに比べれば若干あります。ただし、箱感は拭えないですね。見えている視界がそもそも四角なのでしょうがないです。もしかしたら老眼鏡のレンズの間隔を上手く調整することで、箱の距離を詰める事が出来るかもしれません。そうすれば、目と画像の距離が近くなるので、没入感もアップする可能性があります。ただちょっと目が疲れるのが難点ですね。しかし、工夫次第で見え方をよくすることが出来そうなのでポテンシャルは200円にしては高いと思います。

価格:★★★★★★☆
装用感:★☆☆☆☆☆☆
没入感:★★★☆☆☆☆
視野角:★☆☆☆☆☆☆
総合評価:★★★☆☆☆☆

3.Canbor+Iphone

この組み合わせが、前回の記事で酷評してしまった組み合わせなのですが、スマホを交換して再生したりした結果、ゴーグル自体はそこまで悪くないという事が分かりました。結論から言うと、むしろスマホさえある程度の大きさがあれば、十分楽しめるゴーグルであると言えます。私はIphoneSE(画面が小っちゃい)でこのゴーグルを使用していたのですが、レンズの性能やゴーグルの視野角以前の問題で、スマホが小さすぎて視野角の中で画面が見切れてしまっているので、没入感が無かったのですね。スマホの画面さえ視野角を上回る大きさであればかなりの没入感が得られます。ゴーグル自体の性能としては、VR BOSSよりは若干劣ります。視野角がほんのりとVR BOSSや、OculusRiftに比べると狭いのです。よってゴーグルをかけてる感がある程度出てしまいます。詳しくはVR BOSS徹底比較をご覧ください。しかし、スマホを大きい物に変えるだけで、見え方がここまで違うとは予想できませんでした。デカいスマホをこのゴーグルでみると感動します。装用感はとても良いです、長時間にも耐えられます。ただし、ピントの調整が甘い作りになっているので、目には負担がかかるかもしれません。総合するとそこそこ良いゴーグルであると思います。

価格:★★★★★☆☆
装用感:★★★★☆☆☆
没入感:★★★★★☆☆
視野角:★★★☆☆☆☆
総合評価:★★★★☆☆☆

4.VR BOSS+phab2Pro

これが、凄まじい破壊力でした。スマホ差し込み型のゴーグルはスマホのデカさに比例して見え方が変わりますね。装用した最初の感覚は、「え、これOculusじゃないの?」でした。黙って渡されたら分からないぐらいの視野角の広さと、クリアな視界がゴーグル内に広がっていました。「これでいいじゃん!」ってちょっと思いました。Phab2Proというスマホがとにかくでかいのですね。デカすぎてVR BOSSのゴーグルに収まり切れないので、ゴーグルの一部をカットして収まるようにしてあります。スマホの画面が視野角を完全に上回っているので、視界一杯にVRの世界が広がっていて、まさにVRゴーグルを体験できます。ちなみに、このゴーグルにIphoneSEを突っ込むと画面が見切れてしまって全然ダメです。重要なのは視野角一杯に画面があるという事です。装用感も抜群でピントもきちんと合います。

価格:★★★★★☆☆
装用感:★★★★★☆☆
没入感:★★★★★★☆
視野角:★★★★★☆☆
総合評価:★★★★☆☆☆

それから若干なのですが、VR BOSSの方が、Canborよりもゴーグルをかけている感が薄いのですね。これが何故かよくわからなかったので、一応徹底比較をしてみました。

VR BOSS/Canbor徹底比較

まずは、スマホ側の開口部の構造なのですが、開口部のサイズ自体は両方とも同等であるように見えます。大きな違いはありません。若干あるとすれば、Canborのレンズの位置が若干目に近い方に窪んでいるという印象を受けました。これが視野角の微妙な差異を生み出している可能性はあります。

次に顔に付ける側の構造なのですが、レンズの大きさ、形状は、目視で同等であるように見えます。全く一緒なのでは?と思ってしまうぐらいです。レンズの性能は計測できなかったのでわかりません。ただし、1つ違うのは目とレンズの距離ですね。これはVR BOSSの方が若干なのですが近いような気がします。それも視野角の微妙な差異を生み出している原因の一つなのかもしれません。違う角度から見ると分かりやすいです。

おでこに付ける部分とレンズの距離がやはり少し遠い感じがあります、するとレンズと目の距離が離れてしまうので、それがCanborゴーグルの視野角に影響をしている気がします。ほんの少しの差なのですが、VR BOSSのゴーグルの方がやはり没入感は高かったと感じました。

5.OculusRift

やはりOculusRiftは安定感がありますね。比較対象が全部安いという事もありますが、視野角、解像度、装用感、没入感どれをとっても一番良いと感じました。ジェットコースターと、Unityの中でボールが一杯飛んでくる空間と、Unityちゃんのライブを体験したのですが、まず、ジェットコースターはGを感じるくらいそれっぽいです。私は少し酔ってしまいました。ボールが飛んでくるのも楽しかったですね。一番良かったのは、Unityちゃんのライブです。目の前に本当にいるような気がして素晴らしかったです。立体感が半端ないですね。Unityちゃんがいれば彼女なんてもはや要らないんじゃないかとか思ってしまいました。感動のクオリティですね。もう髪の毛もだいぶはげ散らかしてきてますし、そろそろVRの世界に移行しようかなぁと考えている次第です。

価格:★★★☆☆☆☆
装用感:★★★★★★★
没入感:★★★★★★★
視野角:★★★★★★★
総合評価:★★★★★★☆

スポンサーリンク
おすすめの記事