vray for Rhinoceros: InteractiveRenderとVolumetric Environment

Parametric Design with Grasshopper 応用03をやってみたで、できたパターンを3次元に展開(手動)したものを使用して、レンダリングの練習をしてみました。

vrayには、InteractiveRenderというモデルやシーンに対する変更が直ちにレンダリングに反映される機能があります。大まかな調整をする時に便利なのでメモしておきます。下記リンクにはVrayforSketchupのセッティング方法が載っていますが、RHINOCEROSでもほぼ同じなので、参考になりました。

Interactive Rendering in V-RayThis page provides information on Interactive Rendering in V-Ray.

ProgressiveRenderにチェックを入れます。

プルダウンメニューより指をさしているマークのアイコンを選びます。

InteractiveRenderが始まります。

今回はVolumetric Environmentについて調べてみました。大気に含まれる細かいパーティクルによって遠景を霞ませるようなエフェクトを使用する機能だと理解しています。

VraySettingのVolumetric Environmentの項目をオンにすることで効果が得られます。以下、主要なパラメーターの説明です。

VisibilityRange:
これは視界の見える距離の指標らしく、小さくなればなるほど霧や霞みが濃くなります。

AtmosphereHeight:
直訳で雰囲気レイヤーの高さを調整すると書いてありますが、いまいち意味がわかりません。分かっているのはこれを0にするとVolumetricEnvironmentをオフにした状態と同じになります。数値が上がれるとエフェクトがより強くかかっているように感じます。よって、エフェクトの強さと理解しています。

InscatteredLightIntensity:
これは太陽の光の拡散の具合をコントロールします。バリューが大きいほど拡散率が高い=ぼんやりとした明るい光になります。

VisibilityRange:6000  InscatteredLightIntensity 1.00

VisibilityRange:20  InscatteredLightIntensity 3.00

VisibilityRange:1 InscatteredLightIntensity 5.00

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